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一湊珈琲焙煎所 “A Day in Yakushima”

「縄文杉、ウミガメ、登山にシュノーケリング。日本の屋久島には、ここでしか見られない自然を求め毎年、たくさんの観光客が訪れます。私たちは世界遺産の島の食や文化にスポットを当て、動画でお届けしています。」

“サンフランシスコのフェリービルディングってところのオーガニックマーケットへ行ったときに、ちょうどブルーボトル(Blue Bottle Coffee)のお店が、ポップアップストアみたいな形で出ていたんですね。

そこで飲んだカフェラテがすごくおいしくて。
よく見るとちゃんとオーガニックのミルクとか、フェアトレードで入ってきた珈琲豆ですよとか、よく見ると書いてあって。

なんかすごい押しつけがましくないし、でもちゃんといろんなことを考えた上でここに提供されているんだなと思うとすごく感動して。僕も同じように珈琲屋をやってみたいなと思いました。”
(高田忠幸 一湊珈琲焙煎所)

美味しい珈琲と居心地の良い店にひかれて、世界中からお客さまが訪れる一湊珈琲焙煎所。でも、そもそもどうして屋久島で焙煎所をはじめたのでしょうか? 普段は見ることのできない高田さんの焙煎所でお話を聞きしました。

一湊珈琲焙煎所
屋久島の北の港町、一湊(いっそう)で古い民家を改装した珈琲焙煎所。2004年の開業以来、高品質でストーリーのあるコーヒーを販売しているほか、CDや書籍も取扱っている。
http://issou-coffee.com/


屋久島、一湊の珈琲屋さん

東京生まれの熊本育ち。妻の実家が屋久島の一湊だったので。

僕、慢性気管支炎なんですけど、東京にいるとすごくせき込むけど、屋久島にいると全然咳が出ないんですよ。

朝、だいたい7時に起きて、息子が8時に学校に出て行って、珈琲の焙煎を始めます。

珈琲の持つ甘さとか、フルーツのような酸味を一番味わってもらえればいいと思いますね。

 

きっかけはブルーボトルコーヒー

サンフランシスコのフェリービルディング(Ferry Building)ってところのオーガニックマーケットへ行ったときにちょうどブルーボトル(Blue Bottle Coffee)のお店が、ポップアップストアみたいな形で出ていたんですね。そこで飲んだカフェラテがすごくおいしくて。

よく見るとちゃんとオーガニックのミルクとか、ちゃんとフェアトレードで入ってきた珈琲豆ですよとか、よく見ると書いてあって。

なんかすごい押しつけがましくないし、でもちゃんといろんなことを考えた上でここに提供されているんだなと思うとすごく感動して。僕も同じように珈琲屋をやってみたいなと思いました。

 

屋久島だからできること

屋久島にいると、立ち止まることができる。たぶん東京で珈琲屋をやっていたとすると、トレンドがどんどん押し寄せてくるときに、自分のスタイルを見失うんじゃないかと思う。いろんなスタイルを見てしまって。屋久島にいるとそれが意外とないので、今となってはよかったなと思います。